近年、中高年の方に人気のウクレレを始めてみたいが、楽譜が読めないと無理なのかなと思ったことはありませんか。
でも、ウクレレを本当に弾いてみたいのなら、
「楽譜が読めないから無理」と思う必要はありません。
ウクレレは、五線譜と呼ばれる楽譜が読めなくても弾くことができる楽器です。
ウクレレを更に大きくし、弦の数も多いギターも同様に楽譜が読めなくでも弾くことができます。
その方法とはどんなものかを紹介していきます。
楽譜が読めなくてウクレレが弾けるカギはTAB譜
ウクレレやギターなどの弦楽器には、それぞれの楽器専用のTAB譜というのものがあります。
このTAB譜があれば、楽譜が読めなくてもウクレレを弾くことができます。
五線譜を見てウクレレを弾くには、先ず五線譜に書かれている音程をみて、その音程を出すにはウクレレのどの弦のどこを押えるのかを頭の中で整理しなければなりません。
ところが、TAB譜は押える弦とフレットを数字で表したもので、直観的に分かり易くなっています。
説明のために、ドレミファソラシドをTAB譜で表すと下図のようになります。
ウクレレ用のTAB譜は弦の本数に合わせて、4本の線が引かれていて、上から1弦・2弦・3弦・4弦と対応しています。
TAB譜の線上には数字が記載されていて、この数字は押させるフレットを指しています。
例えば、第3線(3弦)に”2″の数字があれば、3弦の2フレットを押え3弦をはじくことを意味しています。
“0”の数字は、どのフレットも押さえない(開放音となる)ことを意味します。
また、上から”3″,”0″,”0″,”0″と並んでいたら、指定されたフレットを押え全てのはじくことを意味します。
TAB譜はウクレレの弦を直接見ているようにとらえるこことができるので、初心者でも分かり易くなっています。
TAB譜でやってみても難しい人はどうすればいいの?
ウクレレを習い始めたときは、TAB譜の読み方を覚えて書かれた数字の通りに指を動かして弾く方法を取ることが多いです。
でも、楽器をあまり触ったことのない初心者はTAB譜でも難しいと感じるかもしれません。
TAB譜にはフレットを押える位置は書いてありますが、どの指で押さえるかは書いていませんので、どの指で押さえるのかを調べて決めなければなりません。
また、どの音階の音かも書いてはいません。
さらに、音譜の長さも読み取らなければならないので、それなりに練習しなければ上手くはなりません。
でも、ウクレレを将来的になんとか上手になりたいと思うなら、やはりTAB譜は避けられない方法なのでマスターする必要があります。
TAB譜でつまづく初心者は、ウクレレが得意な知人やウクレレ教室を探して、弾き方のコツを教えてもらのが効率的なやり方だと思います。
とはいえ、自分の回りにはウクレレが得意な知人や習うのに適したウクレレ教室もないということがあるかもしれません。
ときには、分かり易く解説されたウクレレ通信講座を利用することをおすすめします。
ウクレレ通信講座はいくつかありますが、中でも古川忠義先生のウクレレ講座はドレミの楽譜が読めなくても弾ける楽譜を使うので、初めて楽器を学ぶ方も安心です。
古川先生のウクレレ講座では、いきなりTAB譜を使用することはありません。
TAB譜よりもう少しやさしくどの指でどの弦を押さえるのかの図や音程・リズム、歌詞など見てすぐ分かるようになっています。
DVD教材なので、先生の指の動かし方もいろいろな角度から見ることができます。
古川先生は、関西を中心に多数の音楽教室を運営するプロの講師です。
ウクレレの腕前もかなりなものですが、そのレッスンにも人気があります。
とにかく面白く、生徒さんには笑いが絶えず、楽しんでウクレレを弾いています。
常時80~100名の生徒さんを抱えていらっしゃる人気講師で、これまで1600名以上の生徒さんを指導しています。
趣味で楽しむための教本も多く手がけていて、CDもリリースしています。
実績、実力ともに確かな講師です。
練習は、
・DVDと教本を見る
・先生と一緒に弾いてみる
・苦手なところをもう一度繰り返す
という流れで進みます。
最初は自分で歌を歌って、伴奏をウクレレで弾くという「弾き語り」ができることを目指します。
これができるようになると、歌も伴奏もウクレレで弾くという「ソロ」の練習に入ります。
曲も段々難しきなってくるとTAB譜も必要になってきて、TAB譜の読み方も学びますがそのころになると、ウクレレにも慣れてくるのでTAB譜を使った練習も抵抗なく取り組むことができると思います。
ソロが演奏できるようになると、自分の好きな曲や懐かしのフォークソングが弾けるようになり楽しみも増してきます。
楽譜が読めないけどウクレレが弾けるようになるのかなと心配の方は、検討されてみてはいかがでしょうか?
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