人生後半の生活をより豊かにするためには、趣味を充実させて同じ趣味仲間と楽しく交流するのが一番ではないでしょうか?
この2つがあれば、心も充実し健康でハリのある毎日を送れるものです。
近年中高年が新しく始める楽器として人気になっているものにウクレレがあります。
小型で手軽に弾け、「ポロ~ン、ポロ~ン」と奏でる音に癒されるという方も多いようです。
でも、楽器が始めての初心者は、楽譜が読めない、専門用語がよく分からないということが心配かもしれません。
せっかく初めても挫折してしまったら、無駄になってしまうのでその気持ちはよく分かります。
ところが、「ラダー譜」という方法を使えば簡単に始めることができます。
「ラダー譜」とは五線譜で表されている音階や音の長さと違って、そこに書いてある通りに指を動かせば誰でも演奏できる ように、指の順番を図にして左指の運びを想像しやすいように描かれています。
この「ラダー譜」を使えば、たとえウクレレ初心者でも一日で簡単な曲なら引くことができます。
ラダー譜を使うとウクレレ初心者でも簡単に弾ける
ラダー譜は「ウクレレの神様」とも呼ばれる津村泰彦先生が、自ら運営していたウクレレ教室での生徒さんの悩みを聞いて、それを解決するために考案したとのことです。
ラダー譜はTAB譜とどう違うの?
ウクレレやギターを弾くときには、TAB譜(タブふ)を用いるのが一般です。
TAB譜とは簡単に言えば、ウクレレの指板上のどのフレットを押さえればいいのかを線と数字で表したものです。
なのでウクレレ用のTAB譜では、弦が4本あるので4本の線とフレットの数字で表されています。
「0」はどのフレットも押えずに弦を鳴らすことを意味します(開放音)。
でも、TAB譜も意外に難しくTAB譜を見て弾けるようになるにはそれなりの練習が必要です。
TAB譜を見ただけでは、どのフレットをどの指で押さえればいいのかが分からないです。
初心者の方はやってみると、
「楽譜もTAB譜もよく分からない!?」
ということになるかもしれません。
そんな方でも弾けるようになるのが「ラダー譜」です。
ラダー譜は極めて簡単で、どの指でどのフレットを押さえればいいのかを示しています。
つまり、ウクレレの演奏方法を表した譜面といえます。
ラダー譜はウクレレ初心者がウクレレに慣れるためにぴったりの譜面ですので、TAB譜も分かり難いという方は「ラダー譜」に挑戦してみてはいかがでしょうか?
ラダー譜の考案者、津村泰彦先生のプロフィール
津村泰彦先生は、ウクレレ界の「カリスマ」とも呼ばれています。
1970-1980年代のスタジオミュージシャン界を代表するトップギタリスト、作曲家、編曲家。
クラシック、ジャス、ポップス、演歌、アニソン、CMソング、映画音楽など、20年余りの活動期間におこなったレコーディング件数は優に数万曲を超える。
2009年2月19日にウクレレによるアルバム「湘南」を発表したほか、2010年にはウクレレでアニメやゲームの楽曲を弾く動画がYouTubeやニコニコ動画に多数投稿。
ウクレレ動画は延べ50万回以上も再生され「神」と称賛を浴びる。
1947年生まれ、神奈川県逗子市葉山町在住。
津村泰彦のウクレレ講座DVDの特徴・口コミ
ウクレレ講座の特徴
「楽譜も読めず、楽器もやったことがなく、リズム感がない人でもウクレレをきれいな音色で弾けるようになる」というコンセプトで作られているので、分かり易くなっています。
曲の練習場面では、こんな風に進みます。
♪津村先生の弾いているものを一度見る
♪演奏した曲の解説を聞く。
指の動かし方の説明や弾き方、リズム感などゆっくりと分かり易く説明があります。
♪独自メソッドの「ラダー譜」を使いながら曲ごとに実際に一緒にゆっくり弾いていきます。
ウクレレ講座を使うとこんな点が大きく改善
ラダー譜の見方と読み方が分かるので、コード演奏による弾き語りではなくささっとソロウクレレを弾けるようになります。
ウクレレをスムーズに演奏するには左指の運び方が最も重要なポイントの一つですが、その秘訣を学ぶことができこれをマスターすればズバ抜けて上達することができます。
また、単音だけでなく複数の音色を同時に鳴らして曲に雰囲気を出すテクニックも分かりますので、「上手くなったね!」と感じさせること間違いなしです。
ウクレレ講座DVDの内容
ウクレレDVD教材の内容は次のように構成されています。
(1)最初のウクレレ選びで最も重視する事とは?
(2)ウクレレ本体とセットで揃えるべき欠かせないモノとは?
(3)魔法の譜面「ラダー譜」の読み方
(4)「ラダー譜」の解説と指の添え方
(5)ウクレレを演奏する上で最も重要な「運指」の秘訣
(6)複数の音色を同時に鳴らして曲に雰囲気を出すテクニック
(7)キーポイントとなる指=「司令塔の指」とは?
(8)構え方、持ち方で音の雰囲気が全く変わってくる法則
(9)「世界名曲12選」をマスターして完全に自分のものにする方法
(10)弦の3つの基本要素とその扱い方とは?
(11)音を詰まらせない為のシンプルな弦の押さえ方
(12)ハワイアンウクレレの基礎
(13)左手をフリーにしないと上達が遅れてしまう?
(14)弦の弾き方、響かせ方のワンランク上の上級テクニックとは?
(15)エンディングをキレイにまとめる「音のしまい方」とは?
津村泰彦のウクレレ講座に収録されている練習曲
練習曲として、次の12曲が収録されています。
見本演奏→解説→解説しながら演奏という流れで、それぞれ「ラダー譜」の譜面付きです。
(1)「ふるさと」
(2)「おぼろ月夜」
(3)「花~すべての人の心に花を~」
(4)「ムーン・リバー」
(5)「ホワイト・サンディー・ビーチ」
(6)「涙そうそう」
(7)「上を向いて歩こう」
(8)「アロハ・オエ」
(9)「ヘイ・ジュード」
(10)「レット・イット・ビー」
(11)「星に願いを」
(12)「ティアーズ・イン・ヘブン」
津村泰彦のウクレレ通信講座の口コミ
津村泰彦のウクレレ通信講座の口コミについては、こちらの記事が参考になります。
「津村先生の「自宅で一からマスターできる!ウクレレ講座」の口コミは?」
内容の構成
「津村泰彦の自宅で一からマスターできる!ウクレレ講座」
DVD3枚組(disc1/1時間8分、disc2/1時間13分、disc3/1時間24分)
解説マニュアル(30ページ)
津村泰彦のウクレレ講座についてのまとめ
「津村泰彦の自宅で一からマスターできる!ウクレレ講座」は、津村先生が独自に考案したラダー譜を使っているので、楽譜やTAB譜がどうも苦手という初心者の方でも簡単にウクレレが弾けるようになります。
ラダー譜は演奏する時の指の置き場所を示した譜面のことなので、書いてある通りに弾くだけで目的の音を鳴らすことができます。
価格も1万円後半で買えるので、コストパフォーマンスの優れたウクレレ講座です。
ラダー譜があれば楽譜やTAB譜を一から覚えて弾くことよりも断然早くウクレレが弾けるようになります。
ただ、弾けるようになってレパートリーを増やしたいと思ったときはTAB譜に移行する必要があるかもしれませんが、そのときには指の動かし方も大分分かってきているので、ある程度の練習で弾けるようになると思います。
ウクレレは本当に始めてで、よく分からないという方はラダー譜や弦の押さえ方、構え方など基本的なことが学べるこの講座をおすすめします。
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